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Syncopation
Debut Album "Of Blue"
2004.11.25 On Sale
GNCL-1016 \2,625- (tax in)
マンハッタン・トランスファーのシェリルがバークリー音楽院で見出した実力派JAZZコーラスグループ“シンコペーション”のデビュー作!
Produced by カルロス菅野 ライナーノーツ
<Musicians>
カルロス 菅野 (Per.)、則竹 裕之 (Dr.) 、石川 智 (Dr, Per.)、小島 勉 (Dr.)、コモブチ キイチロウ (B, Apito)、小畑
和彦 (G.)、マーク・シランスキー (P., Rhodes)、中島 徹 (P.)、塩谷 哲 (P.),、スティーブ・サックス (Sax)、青木 タイセイ
(Tb)
●世界的に活躍するパーカション奏者のカルロス菅野氏(松岡直也グループ、オルケスタ・デ・ラ・ルス、熱帯JAZZ楽団)のプロデュースにより元Tスクエアの則竹裕之(Dr.)、塩谷哲(Pf)ら11名の国内外の豪華メンバーが演奏をサポート。
●収録曲は、スウィングアウト・シスターの(1)、カーペンターズの(8)、TLCの(9)などのカバーを収録し、JAZZファンのみならず幅広いユーザー層に受け入れられる選曲となっています。
●JAZZテイストでありながらもゴスペル、R&Bの要素を感じさせ、POPSフィールドなどでも通用する幅広いアレンジと美しいコーラスを聴かせるクオリティの高い演奏です。

Syncopation
シンコペーション
写真左より
ジェラミー・ラグズデイル (Ten)
クリスティーナ・ブルーム (Sop)
クリスティーン・フォーソン (Alt、Tp)
阿部恒憲 (Bass)
2002年、マンハッタン・トランスファーのシェリル・ベンティーンがボストンのバークリー音楽院で見出した4人組ボーカル・グループ。日本コーラス界の第一人者のひとりである阿部恒憲が、アメリカ東海岸を中心に活動するジャズ・シンガーのクリスティ・ブルームらに呼びかけ本格的な活動をスタート。そのレパートリーはジャズやポップ、R&B、ワールド・ミュージックなど幅広く、またピアノ・トリオとの演奏も多いがビッグ・バンドなどとの共演も頻繁で、ウディ・ハーマン楽団のフィル・ウィルソンからもパフォーマンスおよびアレンジ能力の高さを絶賛されている。各メンバーが大変個性的かつ実力派で、アレンジをこなす阿部を筆頭に、作編曲家リチャードエバンスをして「生まれながらのジャズ・シンガー」と言わせしめたクリスティ、ジャズ・スキャットの世界的権威ボブ・ストロフも絶賛したジェレミー、また高い歌唱力を持つクリスティーンは優秀なトランペット奏者でもある。高度な技術に裏付けされた実力と緻密なアレンジそして4人の高いパフォーマンス能力。これらを総合した実力とエンタテイメント性の高さは「21世紀のマンハッタン・トランスファー(ボストン・グローブ紙)」、ニューヨーク・ヴォイセスのキム・ナザリアン氏やルシアナ・ソウザ(グラミー賞2年連続ノミネート)などからも高い評価を受け、世界各地でのジャズ・フェスへの出演、IAJE(国際ジャズ教育者協会)コンベンションへの招待など現在アメリカ東海岸で最も注目を集める若手ジャズ・ボーカル・グループである。
Syncopation Official Web Site http://www.jazzsyncopation.com/
若き挑戦者たち
2003年 秋、一人の若者に出会うことになった。
阿部恒憲。ボストンのバークリー音楽院の仲間同士で結成された日米混成ジャズコーラスグループ、"Syncopation"のリーダーだ。待ち合わせの場所に現れた彼は、無類の爽やかさに満ち、大きな夢を抱き、それを実現するためのエネルギーに満ちたものだけが持つ輝きを全身からみなぎらせた、まさに好青年だった。彼等の自主制作アルバムやボストンでのライブ映像を通じて、実力の高さや各メンバーキャラクター、ライブパフォーマンスにとても興味を感じていたので、この出会いを楽しみにしていたが、第一印象は想像していた通りで、100点満点だった。
私のツアー先である、神戸のホテルのロビーでの少し堅苦しいミーティングの後、中華街に繰り出しての食事。その間阿部君はそれまでのいきさつやメンバーについて、彼の音楽経験等をほがらかに熱を持って語り、私は彼等の音楽に対する印象や自分の音楽観を熱を持って語った。短い時間だったが、すでにアルバムの選曲やコンセプトに対するアイデアに多くの共通点を見つけ、このプロジェクトのスタートを切るためには最高の出会いとなった。そして阿部君はボストンに戻り、実際にレコーディング作業がスタートするまでの間の私との間の膨大な量のメールの交換が始まった。
ボストンに住み、アメリカ人と一緒に作ったグループで、日本で仕事をする。メンバーにすれば言葉も通じない、誰も知らない国で感じる不安はかなりのものだっただろう。阿部君はその狭間で懸命に頑張っていた。私も以前、オルケスタ・デ・ラ・ルス時代に異文化の中でバンドを率いて行く大変さを身を持って味わっているだけに、彼の苦労が痛いほど理解でき、皆の不安を少しでも解決できるように、選曲、アレンジャーやミュージシャンの選定、スタジオ環境等できるだけ細かく情報をやり取りする努力を続けた。そして2004年春、Syncopation全員とピアニストのマークがボストンからやってきた。日本側は最大限に信頼のおけるミュージシャンが集まってくれた。
初めてのリハーサル当日、阿部君以外の4人は少しぎこちない感じで私を含むミュージシャンに初対面の挨拶を済ませると、いよいよ音出し。そしてリハーサルが進むに連れて、彼等の音楽的な心配は一気に吹き飛んでしまったようだ。最後はメンバー全員で興奮ぎみに握手をかわし、翌日からのレコーディングに突入した。レコーディングは非常に充実した、良い雰囲気で進んでいった。時差や慣れない環境で体調を崩す事もあったが、お互いが気づかい、カバーしあって、アルバムの完成に向けて全力を注ぎ込んでいた。そして素晴しいアルバムが出来た。私自身、今まで関わった作品の中でも特にお気に入りの1枚になった。
Syncopation。 美貌と素晴しい歌声を持ちいつも冷静なクリスティ。キュートでワイルド、素晴しいシンガーであると同時に実力派ジャズ・トランペッターでもあるクリスティーン。最年少にもかかわらずいつも皆を気づかい、明るく元気なスキャット・モンスター、ジェレミー。ポップ・コーラス・グループでのデビューにも満足せず、ボストンに渡り素晴しい実力とスキルを見に付けた、リーダーでありアレンジャーのリーこと阿部君。彼等はこのレコーディングの間、お互いに対する尊敬と素晴しいチームワークを見せ、彼等の持つ実力を遺憾無く発揮してくれた。
若い彼等がこれから多くの経験を経て、世界レベルのアーティストに成長して行くのは間違い無いだろう。私はこのレコーディングに関われたことに心から感謝すると共に、本当に誇りに思う。
カルロス菅野

Syncopationから皆さんへ、ビデオメッセージ。
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